ミニトマトをペットボトルとスポンジで種から育てる方法【室内】

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葉物野菜の栽培がうまくいくと挑戦したくなるミニトマト。

ミニトマトは、小学校で育てる定番野菜の一つですよね。

1年生で朝顔、2年生でミニトマトの栽培をしている小学校も多いのではないでしょうか?

わたしも、子どもたちの2年生の1学期末の懇談で、ミニトマトの鉢を学校から担いで持って帰った記憶があります。

ミニトマトは小学校低学年も育てられるので、手間のかからない野菜なのかなーと思いきや・・

ネット検索で【ミニトマト 難しい】などのワードがヒットしました。

ミニトマトは、案外難しい野菜なのかな?

そこで、

ミニトマトはペットボトルで水耕栽培できるのか?

実際に育ててみました!

今回育てたミニトマトは、矮性(わいせい)・レジナトマトと呼ばれる種類です。

結論から言うと、ミニトマトはペットボトルで水耕栽培できます!!

種まきから81日で、1回目のトマト収穫できました!

矮性(わいせい)トマトなら、ほったらかしでもトマトがたわわに実りますよー♪

\今回の栽培のポイント/

  • ミニトマトをペットボトルで水耕栽培する
  • ミニトマトの種類は、矮性(ドワーフ)レジナトマト
  • 種から育てる
  • 完全室内で栽培
  • LEDライトを使用

苗から育てたい・・という方はこちら!!

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室内でミニトマトを育てるポイント

トマトの栽培に必要な環境は?

ミニトマトの栽培には、日当たりが良く、風通しのいい環境が必要です。

屋外では、春から夏にかけての気温が15〜30℃程度の頃が栽培に最適な時期で、種まきは4〜6月にします。

屋内の場合は、一年中可能です。

矮性(わいせい)・ドワーフトマトを選ぶ

ミニトマトを室内でうまく育てるためには、ミニトマトの種類選びが大切です。

室内栽培におすすめのミニトマトの種類は、矮性(わいせい)トマトです。

わいせいとは【大きくならない性質】という意味で、矮性トマトは背丈が低いのが特徴です。

別名ドワーフトマトともいいます。

一般的なトマトは支柱などの支えが必要なのに対して、矮性トマトは支柱が不要なため、室内などの省スペースでも栽培しやすい品種です。

ミニトマトの水耕栽培手順

トマトの種を培地にまき、発芽させます。

そして、本葉が出てきたら、栽培容器に移して肥料入りの水で育てていきます。

トマトは光を好む野菜なので、室内の日当たりのいい場所で育てましょう。

光の量が足りない場合、生育がよくないことがあります。

光量が足りない場合は、LEDライトを活用するのがおすすめですよ。

そして、ミニトマトの水耕栽培は、定期的な水の交換が必須!!

水をこまめに交換することで、藻(アオコ)の発生を抑えることができます。

ミニトマトの水耕栽培は、藻との戦い!
アオコも植物の一種なので、人体に害はないのですが、見た目が・・できれば発生させたくないですよね・・

ミニトマトは、室内栽培の場合3ヶ月ほどで収穫できるといわれています。

ペットボトル水耕栽培の基本的な作り方と栽培方法は、こちらの記事でご紹介しています。↓

ミニトマトはペットボトルで育つのか?実際に育ててみた!

では、実際の栽培の様子をご紹介します。

今回栽培するのは、サカタさんの鉢植えミニトマト レジナです。

種まき(0日目)2024.1.24からスタート

今回の栽培は、真冬の1月24日からスタート!

種まきはスポンジにしました。

今回は一つのスポンジに4個ずつ種まきしました。

トマトは嫌光性のため、暗い場所で発芽を待ちます。

種が乾かないように、スポンジの種にはトイレットペーパーで保湿をするのがおすすめです。

今回は、トイレットペーパーは使わず、スポンジに少し切れ目を入れてから種まきしました。

一度水に触れた種は、その後乾燥してしまうと発芽できなくなってしまうため、発芽までは、霧吹きでしっかり水分補給していきます。

発根(4日目)

白っぽいものが見えてきました。

根っこのようです。

発芽(6日目)

発芽し、細長い双葉が出てきました。

発芽率は95%以上!

個体差があるので、双葉がしっかりしてきたものは、LEDライトの下に移動しました。

この頃から、お水は液体肥料を混ぜたものをあげていきます。

わたしが使っている肥料はハイポニカです。

一つのスポンジに4個の種をまいたので、育ちのいいものを1つだけ残します。

せっかく育ってきた苗を抜いてしまうのはもったいないですが、心を鬼にして間引きします。

ペットボトルに移植

苗が育ってきたころ、ペットボトルに移植します。

予想以上に苗の生育がよかったので、今回は7株のレジナトマトを育てていくことにしました。

通常ペットボトルの水耕栽培は、アオコ対策のための遮光を行います。

でも、わたしはこれまで藻(アオコ)が発生した経験がなかったので、遮光を行わずに栽培を始めました。

そして、その後、藻(アオコ)と格闘する羽目に・・

ペットボトルには、遮光対策を行うことを強くおすすめします!

つぼみ(31日目)

つぼみができました。

これまで、摘芯や芽かきなどは一切していません。

週に数回の水交換のみです。

開花(39日目)

小さな花が咲き始めました。

藻の発生(43日目)

最初にペットボトルの遮光をしていなかったため、藻(アオコ)が発生し始めました。

結実(49日目)

気づけば実がなり始めていました。

藻と格闘(69日目)

はじめの1ヶ月は、最低でも3日に1度は水の入れ換えをしていたのですが、だんだん水換えの回数が減り1週間放置した後に、アオコが大量発生。

アルミホイル等でちゃんと遮光しておけば良かった・・

ここから、アオコとの格闘が始まりました。

一度アオコが発生してしまうと、あとは増える一方です。

水換えの頻度を2〜3日に1回に戻し、水換えの時に根っこも少し水洗いするようにしました。

ペットボトルに付着したアオコが気になる時は、スポンジで軽く洗って、アオコがこれ以上増えないように対策をしながら育てます。

ペットボトルに付着したアオコ対策には、ペットボトル洗いが役に立ちました。

茎にぶつぶつが・・病気?

茎の下の方にぶつぶつを発見!!

以下の写真は別の種類のミニトマトの苗ですが、ご参考に・・

病気かと思い、ネットで検索してみると、地上に出る根っこの一種で、気根というものらしい。

しばらく様子をみていると、本当にぐんぐん根っこが伸びてきました。

気根は、安定した支えを求めたり、水や栄養を採取するために生えてくるもの。

特にトマトの場合、高温や乾燥などのストレスがかかると気根が生えやすいようです。

70日目の様子 

たくさん実がなりました。

色づき始め(76日目)

76日目になって、ようやく一つの実が色づいてきました♪

ミニトマトが完熟するのを待っています。

収穫(81日目)

最初のミニトマトが完熟したので収穫です。

種まきから81日で最初の収穫ができました!

矮性トマトは観賞用トマトとも言われるので、味は期待していなかったのですが、しっかりトマトの甘みが感じられました。

特に、みずみずしさが半端ない!!

薄めの皮から水分が弾け出しました!

採れたてのミニトマトは家庭菜園じゃないと味わえないですよね♪

まだまだ次の収穫が楽しめそうです♪

他の野菜のスペースとの兼ね合いで、種まきから96日で今回の栽培は一旦終了しました。

完熟前に収穫したものもありましたが、今回の栽培で収穫できたミニトマトは69個。

7株同時に栽培していました。

実際には、実のつきがいいものと、イマイチなものがありましたが、一株あたり平均10個ほど育ったことになります。

ミニトマトはペットボトルで水耕栽培できる?まとめ

ミニトマトは、ペットボトルで水耕栽培できます!

矮性(ドワーフ)トマトなら、ほったらかしでも、たくさんの実がなりますよ♪

今回は種から育てたのですが、発芽率は90%以上。

7株同時に育てることになりました。

摘芯や芽かきは全くしていないのに、できた実の数は一株あたり、最低でも10個以上。

ほったらかし栽培とはいっても、水の交換は定期的にしてくださいね。

ミニトマト水耕栽培は藻(アオコ)との戦いです。

アオコも植物の一種なので、人体に影響はないのですが、なんせ見た目がよくない・・

植物の生育にも影響するという意見もあるようです。

できれば、アオコは発生させたくないものですよね。

水の交換をこまめにすることで、アオコの発生は減らせます。

水は毎日交換が理想ですが、毎日はなかなかハードルが高いですよね。

なので、2〜3日に1回、最低でも1週間に1回は交換してください。

それ以上になってしまうと、せっかく育てたミニトマトが枯れてしまうことも・・

成長したミニトマトの苗は、思いのほか水分を必要とします。

なので、500ml程度のペットボトルで栽培している場合、1週間以上放置すると水がカラカラになってしまうこともあります。

収穫目前にミニトマトが全滅・・なんてことになったらショック。

なので、

ミニトマト水耕栽培は、定期的な水の交換が必須!

今回育てた種は、サカタさんの鉢植えミニトマト レジナです。

元気でとっても丈夫な苗が育ちました!

ペットボトルの準備が面倒・・届いたらすぐに栽培したい!

という方には、種・ペットボトル・肥料がセットになった商品もありますよ♪

種から育てるのは難しそう・・という方は苗から育ててみてください♪

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美味しいミニトマトが育ちますように♪

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