プチぷよは難しい?室内水耕栽培・種まきから収穫までの85日間

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ネットで、プチぷよというミニトマトの種を見つけました♪

スーパーでプチぷよを購入したのは数年前。

ぷよっとした食感が面白かったのは覚えているけど、味は忘れちゃったけど・・

どんなのだったか、もう一度食べてみたいな!

ということで、今回はプチぷよの栽培にチャレンジしてみることにしました!

初めて育てたミニトマトはレジナトマトで、ほぼほったらかしでも思いの外よく育ったため、今回も・・と甘くみていたのですが、うわさ通り、プチぷよの栽培はなかなか難しかったです。

レジナトマトの栽培方法はこちらの記事でご紹介しています。

ほったらかし栽培で69個の実が収穫できました♪

ただ、育て方のポイントをしっかり押さえておけば、たくさん収穫することが期待できますよ!

この記事では、プチぷよの種まきから初めての収穫までの85日間の様子をご紹介します。

そして、育ててみてわかった、プチぷよの水耕栽培を成功させるポイントもあわせてご紹介していますので、最後までご覧いただけると幸いです。

今回育てたのはCFプチぷよⅡ

\今回の栽培のポイント/

  • プチぷよを種から育てる
  • スポンジとココヤシがらの2パターンで育苗
  • スポンジペットボトル栽培
  • 液肥はハイポニカ
  • 完全室内栽培(LEDライトを1日8〜10時間使用)
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プチぷよとは

プチぷよは、愛らしい見た目と独特の食感が特徴のミニトマトです。

直径2〜3センチほどで、名前の由来でもある「ぷよっとした」食感が魅力のプチぷよは、小さなサイズながらも豊かな味わいと楽しい食感で、食卓を彩る野菜として人気を集めています。

スーパーでもたまに見かけますよね。

鮮やかな赤色と艶やかな見た目のプチぷよは、そのまま生で食べるほか、サラダやオードブル、料理のトッピングなど、さまざまな料理に活用できます。

また、プチぷよの魅力は見た目だけじゃありません!

プチぷよのようなミニトマトは、普通のトマトよりも栄養価が高いと言われます。

そして、フレッシュで甘みがあるプチぷよは、果肉がやわらかく噛むと優しい甘さが口いっぱいに広がり、フルーツとトマトの中間と紹介されます。

プチぷよの栽培は難しい?

プチぷよの育て方をネットで検索してみると、【プチぷよ難しい】といったキーワードを目にすることが多いですが、なぜでしょうか?

プチぷよの発芽・生育適温は以下のとおりです。

発芽適温25〜30℃
生育適温【日中】20〜25℃
【夜間】10〜15℃
プチぷよの発芽・生育適温

プチぷよは、日当たりの良い場所や温暖な環境を好み、水やりや肥料の管理に注意すれば、自宅の庭先やベランダでも手軽に栽培できます。

ただ自家受粉しにくいので、昆虫や風の影響を受けない室内での栽培では、実のなりが悪いことがあります。

そして、プチぷよは実がなってから熟すまでに時間がかかります。

プチぷよが難しいと言われている理由は、自家受粉のしにくさと果実が熟す期間の長さにあるようです。

プチぷよの水耕栽培 85日間の記録

では、プチぷよの種まきから初めての収穫までの85日間の水耕栽培の様子をご紹介します。

ペットボトルを使った水耕栽培の詳しい方法はこちらの記事でご紹介しているので、参考にしていただけると幸いです。

種まき(0日目)

種まきは、スポンジとココヤシがらの2種類にしました。

双葉が育つまでは、種が乾燥しないように保湿をしながら水道水で育てます。

ミニトマトは嫌光性種子のため、発芽まではアルミホイルで覆って遮光していました。

双葉(11日目)

双葉が出てきました。

葉っぱを見るとスポンジ・ココヤシがら、ともに大きな成長の差はないように感じますが、根っこの成長具合がココヤシがらの苗の方がいいです。

肝心の写真を撮り忘れましたが、スポンジの方は根っこがなかなかスポンジの外に出てきませんでした。

双葉が出てきたので、この辺りから液肥を混ぜた水で育てていきます。

使用している水耕栽培用液肥はハイポニカです。

発芽までは遮光していましたが、発芽後はLEDライトの下で育てていきます。

ライトの照射時間は1日に8〜10時間程度です。

わたしは、ブリムの植物育成ライトを愛用しています。

本葉(23日目)

本葉が育ってきたので移植しました。

ただ、ペットボトル容器では根っこの長さが足りなかったため、一旦別の水耕栽培容器に移植しています。

根っこの長さが十分になってきた頃、ペットボトルに移植しました。

ペットボトル容器の作り方はこちらの記事でご紹介しています。

根っこの育ちが思ったよりも悪い・・そんな時にはこちらの栽培容器を使うのがおすすめ。

材料は、100均グッズのみ!

自作水耕栽培キットはこちらの記事でご紹介しています。

つぼみ(42日目)

つぼみが見えてきました。

レジナトマトとの比較(47日目)

少し早い時期に栽培を開始していたレジナトマトとの草丈の比較です。

手前がレジナトマトで、奥がプチぷよです。

最終的に、プチぷよはこれよりプラス10cmほどのサイズになりました。

プチぷよを育てる場合には、ある程度の高さのスペース確保が必須です。

開花(48〜51日目)

開花し始めました。

実果(54〜60日目)

実がなっています。

自家受粉がうまくいかない・・(62〜70日目)

自家受粉がうまくいったものと、うまくいかなかったものとで、実のなり方が大きく違います。

うまくいったのはほぼ100%実がなったのに対して、全滅してしまったものもあります。

色づき始め(81日目)

初めの実果を確認してから約4週間して、やっと実が色づいてきました!

収穫前日(84日目)

収穫前日の様子です。

ほぼ完熟していますが、もう1日様子をみ見てみることにしました。

他の実もだんだん色づいてきました。

収穫(85日目)

種まきから85日目に初めての実を収穫しました!

1回目の収穫は1粒でしたが、触ると弾力があり、とにかく見た目のツヤが他のミニトマトとは違います。

食べてみると、皮が柔らかくしっかりとした甘みを感じられました。

期待以上の美味しさでした♪

美味しく育ってくれたので、2回目以降の収穫も楽しみです♪

2回目以降の収穫

プチぷよを育ててみてわかった育て方のポイント

今回は、プチぷよの水耕栽培に挑戦しました。

ウワサ通りプチぷよの栽培は難しい部分もありましたが、収穫したプチぷよは皮が柔らかくて、とにかくめちゃくちゃ甘い!

フルーツのような甘みで、本当においしかったです♪

子どもに見せると

さくらんぼ?

と言っていました!

プチぷよの水耕栽培をしてみてわかったことをまとめると・・

  • プチぷよは室内水耕栽培で育てられる
  • プチぷよの育苗はスポンジよりココヤシがらがおすすめ
  • プチぷよは自家受粉しにくいので、人工授粉が必要

①プチぷよは室内水耕栽培で育てられる

プチぷよは、室内でも水耕栽培できます。

ただ、草丈は40〜50cmほどになるため、縦のスペース確保が必要です。

草丈が低くく室内栽培がしやすいとされる【レジナトマト】との比較がこちら・・

レジナトマトの栽培記録はこちらの記事でご紹介しています。

背丈が低いので、室内栽培に最適♪

種まきから収穫まで81日の記録です。

プチぷよは、本格的な支柱までは必要ありませんが、ある程度の支えが必要となってくるので、高さ調節や苗の保定がしやすいスチールラックでの栽培がおすすめです。

②プチぷよの育苗はスポンジよりココヤシがらがおすすめ

プチぷよはスポンジでも発芽しますが、ココヤシがらの苗の方が根っこの育ちがスムーズでした。

わたしは普段からココヤシがらを愛用しているのでココヤシがらの培地をおすすめしていますが、バーミキュライトなどもいいと思います!

バーミキュライトの購入はDaisoがお得です。

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③プチぷよは自家受粉しにくいので、人工授粉が必要

プチぷよは自家受粉しにくいので、開花後は苗を揺すったりサーキュレーターなどで風を送ってあげると実のつきがよくなります。

今回の栽培でも、実の成りがいいものと実の成りが悪いものとがありました。

振り返ってみると・・

実の成りがいいものは、花が咲いている頃(受粉最盛期)に栽培スペースが狭かったため、他の野菜との兼ね合いで場所の移動をよくさせていました。

その後、スチールラックを増設して栽培スペースを広げたので、場所移動の必要がなくなったのですが、それが実の成りが悪い苗が開花していた時期です。

当時は、移動させると苗に負担がかかるのではないかと心配していたのですが、結果的には受粉を促せていたようです。

なので、受粉最盛期の時期はミニ扇風機サーキュレーターなどで風を送ったり、水換え時などにあえて苗を揺すってあげることをお勧めします。

まとめ プチぷよの水耕栽培・種まきから収穫までの85日

今回は、難しいと言われているプチぷよの水耕栽培に挑戦しました。

結果、種まきから最初の実を収穫するまで、85日という結果になりました。

うわさ通り栽培が難しい部分もありましたが、プチぷよは室内でも水耕栽培できました!

今回のプチぷよ室内水耕栽培でわかったポイントは、以下の3つ!

  • プチぷよは室内水耕栽培で育てられる
  • プチぷよの育苗はスポンジよりココヤシがらがおすすめ
  • プチぷよは自家受粉しにくいので、人工授粉が必要

プチぷよは、受粉を促してやることで収穫量が上がるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください♪

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