「間引きはもったいない」を解消する~間引きを楽しむ方法3

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植物を育てる過程で大切な間引き。

必要だとわかっていても、間引きの瞬間は、どうしても「もったいない」の気持ちが生まれませんか?

わたしは水耕栽培で野菜を育てているので、間引きのたびに「もったいない」という気持ちといつも戦っています。

心を鬼にして挑む間引きは辛いものです。

けれども、気持ちや方法を変えれば間引きは楽しめます!

今回は、家庭菜園で育てる野菜たちの間引きが楽しくなる方法を3つご提案します♪

\この記事を読んで、間引きに対するマイナスイメージが少しでも解消できれば幸いです。/

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「間引きはもったいない」という気持ち

種の発芽率は100%ではありません。

家庭菜園で育てる野菜の発芽率は50~90%のものが多く、植える時期や気候・種の保存状況によってはさらに低くなることもあります。

せっかく発芽してきた芽を摘んでしまうのは、もったいないと思いますよね。

そして、

間引きの100%の正解がわからない・・

より元気そうな株を残したつもりでも、

もしかしたら、間引きした芽の方が良く成長したんじゃないかな・・

と思ってしまったり。

また、似たような成長度の株であれば、どちらを間引きすべきか、さらに悩んでしまいます。

間引きのタイミング

間引きは植物の種類によって、2〜3回タイミングがあります。

1回目は、発芽のすぐあと

2回目は、本場が1〜2枚になるころ

3回目は、最終の仕上げ間引きで本葉は5〜6枚

「間引きはもったいない」という気持ちの解消方法

間引きが必要なことをしっかり理解する

間引きは、植物の成長にとってたくさんのメリットがあります。

間引きはもったいないという気持ちと、間引きしないことのデメリットを天秤にかけてみてはいかがでしょうか?

間引きしないデメリット

  • 栄養が摂りにくくなる
  • 成長スペースが狭くなる
  • 病気になってしまう

①栄養が摂りにくくなる

株が密集するとお互いに限られた栄養を取り合うことになるので、一株ずつに充分栄養が行き渡らなくなる可能性があります。

たっぷりの栄養ですくすく育てたいですよね。

②成長スペースが狭くなる

限られた場所に株が密集したような狭いスペースでは、株が大きくなれません。

狭いスペースで育てられたらストレスもたまっておいしい野菜に育たないんじゃないかな。

③病気になってしまう

種には、遺伝的に不良なものも含まれています。

初めから上手く育つことのできない株は、病気にも弱いことが多いです。

また、間引きしない密集した状態では、光が届きにくく高温多湿な環境となるため、病気を発生しやすくなります。

間引きは大切なプロセスだと割り切る気持ちも必要です。

間引きを楽しむ方法3

間引きを楽しむ方法は3つあります!

  • 間引きした苗を移植する
  • 間引き菜を味わう
  • 間引きの必要がない野菜を育てる

間引きした苗を移植する

元気な間引き株は移植ができます。

間引きでは、スペース作りのために、まだ元気な苗まで抜かないといけないことがあります。

そのまま育てれば立派な野菜に育ってくれそうな株を抜いてしまうのは、やっぱり心苦しいですよね。

「間引きはもったいない」がMAXになる瞬間です!

そんな時は、間引きした元気な株を別の場所に移植してしまいましょう。

元気な株は、別の広い別のスペースで育ててあげればいいんです♪

ただし、根菜類(人参や大根)など、一部移植の難しい野菜もあるので、移植した株は、無事に育ってくれたら「儲けモン」くらいの気持ちで!

間引き菜を味わう【おすすめ】

一番のおすすめは、間引き菜を味わうことです。

間引き菜とは、間引きで抜いた葉っぱたちのこと。

間引きした葉っぱは、間引き菜としてちゃんと食べられます。

間引き菜が食べられるのは、家庭菜園の醍醐味でもあるので、味わわなきゃ損ですよ♪

けれども、すべての間引き野菜が食べられるというわけではないのでご注意を!

間引き菜として食べられる野菜かを確認してから味わってくださいね。

大根やカブ、人参、ほうれん草、小松菜、チンゲンサイなどは、間引き菜として美味しく食べられます。

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おまけに、まだ発育段階の葉っぱたちは、これから大きくなるための栄養をたくさん蓄えているので、栄養価が高いというメリットもあります。

また、アクが多いほうれん草などは、アクの元となるシュウ酸の量が少ないので、ベビーリーフとしてサラダにだってできます。

わたしは、シンプルにおひたしや、お味噌汁でいただくことが多いです♪

ネットには間引き菜を使った料理レシピも紹介されていて、どれも美味しそうです。

間引きの必要がない野菜を育てる

間引き自体をしないという選択もあります。

大根やラディッシュなどは間引きが必須ですが、ほうれん草や小松菜などは、間引きをしないという選択もできます。

極端な意見に感じるかもしれませんが、間引きがどうしても苦手な場合は、あえてする必要はないとわたしは思います。

間引きが辛い場合には、比較的間引きの必要がない野菜を選んで育てれば、間引きのストレスフリーな環境で家庭菜園が楽しめるのではないでしょうか。

まとめ「間引きはもったいない」を解消する方法~間引きを楽しむ育て方

間引きは「もったいない」という気持ちとの葛藤でもあります。

植物の成長にとって大切だとはわかっていても、一生懸命出てきた芽を摘むのは辛い作業ですよね。

今回は、家庭菜園の間引きを楽しむ方法を3つご紹介しました。

  • 間引きした苗を移植する
  • 間引き菜を味わう
  • 間引きの必要がない野菜を育てる

育てる野菜によって、ベストな選択肢は変わってくるかもしれませんが、わたしのおすすめは②番です。

間引き菜を味わえるのは、家庭菜園の醍醐味なので、ぜひ味わってみてください♪

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